エルマクリーン設置・設定Q&A
電磁波Q&A
- 「エルマクリーン」を取り付けても電磁波が取れません(検知器が反応します)。どういうことでしょうか?また、セレクトスイッチをどこにセットしても検知器が反応してしまいます。もちろん対象機器に触れた状態で設定していませんし、取り付け順序も確認しています。
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以下のような理由が考えられます。
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漏電の可能性があります。
たまにあるケースです。対象機器、或いは屋内の配線が漏電している場合、電磁波の除去能力が著しく落ちてしまいます。この場合、コンセントを別の場所に変えてみてください。正常に作動する場合は、元の場所のコンセントの配線が漏電しています。 -
電源が特殊である場合があります。
ごく一部のケースで電源にアースラインがない場合があります。これは実験室、研究所等で精密機器用電源として配線されている事があります。アースラインがないので「エルマクリーン」は機能しません。もう一つが発電機を使用している場合。この場合もアースラインがなく同様に機能しません(例えば、プール施設やテレビ局など)。
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- パソコンのアース接続端子の位置が分かりにくいのですが?
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必ずしもアース端子に接続する必要はありません。
分からない時は、パソコン後部のネジ、またはプリンター接続端子を止めている六角ネジに接続して下さい。必ず検知器で効果を確認して下さい。周辺機器に接続しても電磁波は削減的ます。 - 「エルマクリーン」1台で何台くらいのパソコンをつなげることが出来るでしょうか?
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基本構造として負荷電圧はかからないので理論的には何台のパソコンでも取り付け可能ですが実際には台数が増えれば接続コードの長さ、リンクケーブルの延長による抵抗がかかってきます。実際に推奨できるのは2台までです。
- 電子毛布、電子カーペットにも使用出来ますか?
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いいえ、使用出来ません。
電磁波抑制機能のある、電磁波カット ホットカーペット EHC720、掛敷兼用 電磁波抑制温熱ケットをお使いください。- 市販の電気カーペット 電場(電界)500V/m以上、磁場(磁界)約50mG
- 電磁波カット ホットカーペット EHC720は、 磁場が約99%、電場は約97%カット※(KEC「関西電子工業振興センター」試験結果)。
- 「エルマクリーン」が使用出来ない家電製品は何ですか?
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「エルマクリーン」が使用できない家電製品は、電気カーペット・電気コタツ・電気毛布・クッキングヒーター・エアコン・ドライヤー・蛍光灯・白熱球・電気釜・電気ポット等です。
上記の家電製品及び、アース接続端子が無い製品は使用出来ません。また、アースの取り合いがついていても磁場(磁界)はカット出来ない事をご留意下さい。よって電子レンジ、IHクッキングヒーターについては電場(電界)はカットできても磁場(磁界)はカットできません。よってそれらの製品を作動させた場合、電磁波の影響を受けないためには1.5m以上は離れる必要があります。
- アースが設置されているパソコンにはなぜ「エルマクリーン」を取付けてはいけないのですか?
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誤った接続によりブレーカー作動が生じるからです。
「エルマクリーン」の設定を間違えると、接続コードに対して交流の100Vが流れる状態になります。もし誤った設定位置でも電流は小さいので人体に対しての感電の心配はありません(0.4A以下)。もしパソコンがアースを取られている場合、「ホット側」をセレクトした状態だと「エルマクリーン」から出ている100Vが接地された「アース棒」から地中に流れ込み、100V電源の「帰路側※」と接触しショートした状態になります。その結果、ブレーカーは「過電流」を検知し作動してしまいます。
※ 一般家庭用に設備されている電気100Vは送電側を電柱上の配線により、帰路側の一部をアース利用しています。つまり地中を電線の代わりに配線を電線の代わりとして使っているのです。
上図は屋内外の配電配線を簡略説明するため変電設備、電信柱、変電器、配電盤等は省略。
- 「エルマクリーン」はテレビに取り付けられますか?
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直接の取り付けは出来ません。
直接アンテナの端子、出力・入力端子には取り付けないでください。テレビに直接「エルマクリーン」を取り付けてもテレビから発生する電磁波のカットは出来ません。
それもさることながら、テレビに誤った設置をするとショートを起こしブレーカーが落ちてしまいます。テレビに接続されているアンテナはアースが必ず取られています。つまりテレビは「アース処理されている機器」とお考えください。 - 「エルマクリーン」では「磁場(磁界)は取れない」のですがパソコン、OA製品から出ている磁界の影響は大丈夫ですか?
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はい、大丈夫です。
パソコン、OA製品から出ている磁場(磁界)は微量です。CRT(ブラウン管)の画面から発生する電磁波は画面上20cmのところで0.6mG以下、比較的多いノート型パソコンのキーボード上でも1mG以下です。また、コピー機にしても20cm離れれば0.4mG以下ですので問題はありません。
- 「エルマクリーン」本体を差し込むコンセントが足りないのですが?
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テーブルタップ等で延長・分岐して下さい。ただし、OAタップのメーカーによって、接続や配線の状況によっては機能しない場合があります。
たこ足配線で「エルマクリーン」のご利用はあまりお勧め出来ませんが実際現場で設置してみるとこの状況では火災を起こしてもおかしくないくらいのたこ足乱配線です。どうしてもご利用を希望なされる場合は必ず検知器で削減を確認し、制御出来ない場合はお止め下さい。OAタップはメーカーにより本器が動作しない場合もあります。
「エルマクリーン」をテーブルタップに接続してご使用の場合はセレクトスイッチ設定後テープなどで設定が動かないように止めておくことをお勧めいたします。テーブルタップが床に配線されている場合、不用意に設定が変わってしまうのを防ぐためです。
- 検知器ブザー音動作、赤LEDがつく感度は、どのくらいの電磁波・電界強度ですか?
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大体、150V/m以上です。
150V/m以上の電界強度でないと、動作しません。電磁波が影響しない距離は、検知器がなり始める距離の約5倍程度の距離です。
- LAN・ケーブルで接続された周辺機器およびパソコンは電磁波はカットされていますか?
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カットされていません。
LAN・ケーブルは他の接続ケーブルと比較し配線が細く抵抗が大きいので電磁波を吸収除去することは出来ません。
- 設置手順の最初に検知器で電磁波(電場)の発生を確認するようにと言われたので、対象機器にあててみましたが、「エルマクリーン」検知器が鳴らないのですが?
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以下の事を確認してください。
- パソコンと壁面などの差込コンセントが3ピンプラグ(アース処理されている状態)で、繋がれていないか?
- 接続対象のパソコンがデスクトップではなく、ノート型でしかもバッテリーで、稼働させていないか?
- 検知器をあてるときに空いたもう片方の手で、パソコンやパソコンデスクなどの周辺に触っていることはないか?
- 検知器をあてる際に、電源コードや延長コードなどのコード類を足で踏んでいないか?
まず、
- の場合は、パソコンから発生する極低周波電磁波(電場)はコンセントによりすでにアースされている為、「エルマクリーン」を設置する意味がありません。
- の場合は、「バッテリーで稼働」させているためです。電磁波は「交流」の状態でないと発生しません。乾電池や充電式で使用するものからは電磁波は発生しませんし、検知器も鳴りません。(2)の状態のときはパソコンにACアダプターを繋ぎ、コンセントに差し込んでみてください。検知器が鳴り出します。
- と4. の場合は「電位差」が生じないために起こる現象です。分かりやすく数字で表すと、パソコンを100としたときに、私たちの体はほとんど0に近い数値だとします。検知対象物などにに触れている状態だとパソコンと自分の体に電位差が発生せず(体に帯電している状態)、検知器が反応しなくなります。「不良かな?」と思ったら色々な電化製品も検知してみてください。
- コピー機に対しては検知器が反応し、「エルマクリーン」設置後に音が止まり効果を確認できましたが、IH調理器(台所据え付けタイプ)では検知器をあてても音が鳴りませんでした。何故ですか?
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アース処理されているからです。
据え付け(ビルトインタイプ)の場合、電源は200Vです。この場合国内では200V電3ピンプラグで繋がれ、アース処理されています。そのため「エルマクリーン」の検知器は反応しません。また「エルマクリーン」は100V電源専用ですから、仮に電磁波が発生していても接続は出来ません。
※IHクッキングヒーターに乗せられたフライパン等からはスイッチを入れた瞬間に強い電場(電界)と磁場(磁界)が発生しだします。実はIHクッキングヒーターが電磁波を出しているのではなく上に乗っている調理器から電磁波が発生しているのです。ですから調理中のフライパン、鍋等に検知器を当てると強く反応します。
- 「エルマクリーン」の基盤が燃えたり発火する可能性は無いでしょうか。また、トラッキングによる発火は考えられないでしょうか?
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基盤の規格はVO(ライターを近づけても燃えない)と言う規格で作成されています。トラッキングの責任は製造メーカーにはないようですが、もし気になる方はコンセント付近の埃をまめに取る、あるいはコンセント用に不燃のゴムカバーを取り付ける方法もあります。
- 「エルマクリーン」購入の際、接続コードを両方ともクリップ付きコードでほしいのですが。
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クリップ付コード(ワニ口コード)はオプション品ですので、ご購入下さい。
「エルマクリーン」の付属コードの一本はクリップ付きコード(ワニ口コード)、一本はアース端子付きコードです。もし、両方をクリップ付きコードでの使用をご要望でしたら、オプションとしてクリップ付きコードをご購入下さい。
- セレクトスイッチを上にしても下にしても、ブザー音が鳴りません。
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まず、以下のことを試してください。
- コンセントに「エルマクリーン」を差し込んでいただき、ワニ口コードを本体に差し込みます。
- パソコンに接続するほうのワニ口部分を左手で持っていただき、右手には検知器をお持ちいただいて、検知器をワニ口クリップにあててください。(ボタンを押して反応をみてください)
- セレクトスイッチを動かして、音が小さいほうが正しい位置となります。
- そのまま、ワニ口クリップをパソコンへ接続してください。
- これで、完了です。(セレクトスイッチは動かさないようにしてください。)
なぜ、このような作業が必要かというと、パソコンを使用している環境の問題により、「エルマクリーン」のセレクトスイッチが、誤作動を起してしまうため、明らかに電位が異なる身体を使ってのテストが必要だからです。
これで、アースが取れる設定になりました。現在パソコンを使用していることで電場の影響を受けるだけでなく、そのほかの要因で電場が発生しているということです。
このような状態がおきやすい環境というのは、パソコンを使っているお家が木造二階建てで、その2階部分で、パソコンデスクはスチール製で、そのデスクを壁にぴったりくっつけているという場合に多く見られます。
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「オールアース時代がやってくる」の著者 土田直樹氏(株式会社レジナ 代表取締役)が、市販の電磁波測定器ではわかりにくかったほんとうの電磁波の実態をお調べします。
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