住まいの高周波対策
住まいにおける高周波対策
高周波対策は必要ないの?
家の外には携帯電話や、テレビ、ラジオを受送信をするために高周波と呼ばれる電波が飛び交っています。
この高周波対策として、アルミホイルや金属メッキ繊維で家中をシールドしたり、窓の開口部から侵入する電波を防ぐため、反射材を使用した窓フィルムやカーテンなど様々な素材、対策方法があります。
私たちはこの外からの電磁波対策は必要ないと思っています。
それには2つの理由があります。
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- 電波が反射する
対策をした室内で電波を発するものを使用すると反射して、受動被曝と言う現象を引き起こします。
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- 外の環境になじめなくなる
外からの電波が入らないということは、外に出て電波によるストレスを感じるようになってしまうリスクを持つと考えているからです。
以上の理由から、外からの高周波対策は必要ないと考えています。
送電線と電磁波
送電線は、現代人が暮らしていくにはなくてはならないものですが、送電線からの電磁波はどうなの?というご質問をよくいただきます。
しかし、送電線との距離がある程度離れていれば(60m以上)電磁波の影響の心配は必要ないかと思います。ただし、その送電線の通り道と住まいが重なる場合(住宅の上部を送電線が通っている場合)は、磁場の影響を受ける可能性がありますので、もしご心配であれば最寄の電力会社さんへ測定の依頼をされてみてください。無料で対応いただけるはずです。電力会社さんの測定はとても正確なものです。数値だけを必ず控えておいてください。
また、送電線からの電場は、6m以上離れていれば住まいまでは届きません。これは、電場の特徴として抵抗の低いほうへ移動していくため、磁場に比べて空気中を伝播する力はとても弱いためです。しかし、物質を伝わって伝播していく力は逆に強いので、住宅への対策が必要なのです。
つまり、住まいの中の屋内配線からの電場は物質を伝わって人の身体へと伝播しますので、問題としているのです。
そうしたことから、送電線から問題とされるのは「磁場」のほうなのです。磁場と言うのは送電線には7万ボルト以上の電圧がかかっていますが、みなさんがご家庭で電気を使えば電流が流れていきます。その電流の量がとてつもなく大きなものなので、それに比例して磁場が強くなるのです。
残念ながら、この磁場については送電線を動かすなどして距離をとる以外は防ぐことはできません。つまり、対策のしようがないというのが現状です。
「オールアース時代がやってくる」の著者 土田直樹氏(株式会社レジナ 代表取締役)が、市販の電磁波測定器ではわかりにくかったほんとうの電磁波の実態をお調べします。
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